食べ物について解りやく説明しています。

食べ物

人間のエネルギーは主に食べ物から摂っています。私たちの体はその食べ物でできています。ということは食べ物次第で、ある程度体の構成が変わるということです。
改めてこう考えると食べ物って大事ですよね!

さて、食べ物には体を冷やす食べ物と、温める食べ物があるのは知っていますか?
暑い所の人たちは体を冷やす食べ物を。寒い所の人たちは温まる食べ物を必要とします。ですので、自然と夏の食べ物、南国の食べ物は冷やすように、冬の食べ物、北国の食べ物は温まるようにできているのです。 自然ってすごいですね!!

冷やす食べ物を陰性(いんせい)食品、温める食べ物を陽性(ようせい)食品といいます。(ちなみに、ほっそり、筋肉少な目、体力がない人は陰性体質。骨太で筋肉モリモリ、活発な人は陽性体質といいます。)陰性食品の特徴は、土から上のもの(トマト・きゅうり)、柔らかい物(バター・マーガリン)、水っぽい物、白い物(砂糖・化学調味料)、生野菜。陽性食品の特徴は、硬い物、根菜類(ごぼう、にんじん、れんこん、しょうが)黒い物(ごま・黒豆・あずき・わかめ)
などなど、ここでは紹介しきれないので、もっと詳しく知りたい方は調べてみてください。

陽性 寒い地方の食べ物 硬いもの 醤油・味噌など、塩分 根菜
赤・黒・橙・黄色のもの 日本酒・赤ワイン・梅酒・お湯割り
陰性 暖かい地方の食べ物 柔らかいもの 水っぽいもの 生野菜(葉菜類)
白・青・緑のもの 水・酢・コーラ・ジュース 白いもの(白砂糖・化学調味料 白いパン) ジャガイモ
中性 玄米・トウモロコシ・黒いパン・大豆・北方産の果物(リンゴ・ブドウ・さくらんぼ・プルーン)
*例外*
北方産でもリンゴなどは中性。ジャガイモは陰性。トマトは赤色でも陰性。

あと、陰性食品でも、調理法で陽性に近づけることができます。
生→茹でる→煮る→炒める、の順で陽性に近づきます。更に、味噌や漬物など食材に塩分を加えてあげると、よりいいですね。しょうが湯もとっても温まりますよ。

さて、ここで注意。冷えているからといって、陽性食品ばかり食べて、陽性体質になりすぎても、高血圧や心筋梗塞、脳卒中の危険性があります。体は中性が一番いい状態。あくまでもバランスが大事ですよ。

最近では、痩せたい!とかメタボリック対策で、カロリーを気にしている方も多いと思います。確かに太りすぎの方は気をつけてほしいのですが、体の冷えは筋肉も脂肪も硬くして痩せにくくします。食制限しているのになかなか痩せられない方は、もしかすると体が冷えているのかもしれませんね。是非、陰陽のバランスも頭において、美味しく健康的に痩せて元気になりましょう。

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