自律神経の乱れについて解りやく説明しています。

自律神経の乱れ

なぜ、血行が悪くなってしまうのでしょうか。
その一つに自律神経が大きく関係しています。

血を全身に送りだしているのが心臓です。その心臓の動きを調節しているのが自律神経です。また、血管も縮めたり拡げたり調節しています。(自律神経についてはこちらのサイトに詳しく書いてあります)
その自律神経の調節が狂ってしまうと、血管も縮んだまま、拡がりにくくなってきます。すると、まず心臓から遠くて細い血管の足先や手先が、血行不良になってヒエヒエになってきます。

また、自律神経は内臓も調節しています。主に、自律神経の乱れは脳や筋肉に血液を送ってしまって、内臓には血が足りない状態になります。すると内臓は、不況で強制休業をさせられてしまうのです。これでは内臓が動かない分、熱も産み出せないから、血も温められません。
とはいっても、内臓は体の中でも最重要部分。内臓が冷えて硬くなってしまうと、消化・吸収・排泄の活動が衰えます。すると、だるさや食欲不振など色々な症状がでてきます。中でも怖いのが、ガン。ガンは細胞が硬くなって起こる病気。(実際にガン細胞は硬いんです。)ですので、内臓に血をめぐらせないわけにはいきません。すると、自律神経がまた手先足先の血管を縮めて血流を制限して、その分を内臓に回そうとするのです。

自律神経の乱れ

体温調節も自律神経の役目です。暑くなると血管を拡げて体温を逃がします。寒くなると体温を逃がさないように、血管を縮めます。だから寒い冬に、手足は余計に冷えるのですね。
また、最近夏が冬になってきました。どこにいっても冷房がギンギンです。暑くて血管や毛穴を拡げて汗をかいているところに、急に冷たい空気が体を冷やします。拡がっている血管や毛穴から簡単に冷気が入りこんでしまうのです。すると自律神経は大忙しです。寒いの?暑いの?どっち??と体温調節にてんやわんやです。もちろん自律神経が忙しいと体力が消耗しますから、体力が少ない人は"夏バテだー"になってしまうのですね。

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